家計簿はパパが主導!?
「お宅に家計簿はありますか?」
こんな問いは、世に数えきれないほど出ていますね。
最近ではFPさんが無料の家計診断→見事に貯蓄成功!といった記事が多いですが、
世のパパ達がどれだけ関心が持てるかは微妙だと思います。
なぜなら、家計簿ほど「面倒なもの」はないからです。
世のパパ達は、働くことを義務付けられ、住宅ローンもできれば子供の教育資金も
準備する責任があります。
ママが羨む、いわゆる飲み会も、中身は会社やお客さんのお付き合い等、自分のための飲み会など、まずありません。
サラリーマンは大学卒業後を22歳だとすると、60歳までで38年間働き続けます。
最近では人生100年だのなんだのと、その定年すら延びる傾向にあるため、
頭の中では「もっと仕事したい、成長したい」という(攻め)の気持ちから、だんたん「早くこの苦しみから逃れたい、楽をしたい」という(逃げ)の気持ちへと変わってくると思います。
かくいう自分も、最近までそんなこと思ってました。今も思ってますw
パパが家計簿に無関心な理由って?
さて、「家計簿を書く」という行為は、上記の攻めと逃げのどこにあるのでしょうか?
おそらく、2つの間にある「守り」に位置づけるケースが多いと思います。
そして、パパは守りに位置する行為に対しては消極的だと考えます。
それは、攻めに転ずる時間を割いてまで、守りをしても意味がない
という結論になることだと思います。だったら仕事頑張るよ。と。
ただ、この「守り」を大事にできない人間はいずれ大きな壁にあたると考えます。
なぜなら「サラリーマンの昇給には限界がある」という事実を無視しているからです。
年次が上がれば昇格をする、仕事はきつくなるけど給料が上がる というのは初期の話です。
ある一定年次、役職まで上がれたとしても、そこから上にいくには
実力、運、コネを最大限に活用して、周りの先輩や同期を振るい落としていく必要があります。
逆にそうでなければ、「年次は上なのに大したことない」とか、そんな目で見られることとなります。
ピラミッドの上になればなるほど、過酷な毎日が待っている、それなのに、給料は思ったほど伸びない
ですので、今仕事をバリバリできているのであれば、「守り」の面を作る必要があると思います。
家族を持つサラリーマンの命題は「家族の幸せ」=「可処分所得の最大化」+「家事・育児の参加」(+もしもの備え)
これを持論に、今後もブログを書き続けたいと思います。