ふるさと納税はどのサイトを使うべきか?
2月の晴れてても超絶寒い3連休の中、家族で百貨店のチョコフェスに行ってきました。
実家のおじいちゃんへチョコを買おう!と奥さん主導で向かったものの、
もう、男性にはついていけないレベルの過熱感でした。。
どのチョコもすべて同じように見え、そしてどのチョコも高い。
バレンタインって、好きな男子にあげるとかそんな話を聞いたことありますが、
そんなものはどこ吹く風。
もはやバレンタインはパティスリー、お菓子屋さんの威信をかけた仁義なき戦いのようでした。
- ふるさと納税サイトっていくつあるの?
- お勧めのふるさと納税サイトってどこ?
- キーワードは「制約と誓約」
- おすすめ理由その①:常時付与される楽天スーパーポイント
- おすすめ理由その②:ショップ買い回りで+10%
- おすすめ理由その③:もらえるポイントでさらにふるさと納税が可能
- おすすめ理由その④:ポイントサイト経由でのポイントも付く
- 「制約と誓約」の副作用を理解しよう
- ルールを理解した上で、策を講じよう
ふるさと納税サイトっていくつあるの?
ふるさと納税をやったことのある方ならお分かりでしょうが、
納税しようとおもったら、ふるさと納税を扱っているサイトがいくつかあります。
私の知っているものだと、
専門系でふるさとチョイス、さとふる、ふるなび、
派生系でANAのふるさと納税、楽天ふるさと納税もあります。イオンでもふるさと納税の窓口をやってたりするそうです。
端的に違いを挙げるとすれば、取扱う自治体、返礼品の多さでしょうか。
他に、検索のやりやすさ、お得な情報のメルマガが届くなど、サービスは異なります。
自分は当初取扱い自治体数がもっとも多いサイトを使ってましたが、扱う自治体が多すぎて選べず、
クレジットカードで払える(ポイント)ならどこでもいいや という感じで寄付をしてました。
お勧めのふるさと納税サイトってどこ?
上述の通り、ふるさと納税サイトはサイトによって独自性があり、
自分が何をもとめているかに依りますが、
楽天という会社、楽天市場というECサイトはみなさんご存知でしょう。
私はネット注文はアマゾン派でしたが、
ふるさと納税を意識し始めて、はじめて楽天を使うようになりました。
その理由は、ある一定条件下で、他のサイトよりお得な特典が多かったためです。
キーワードは「制約と誓約」
どこかの漫画で出たことのあるこの言葉。
使用する条件をしぼり、かつ自らにも負荷をかけ、高い能力を発動するために
発せられた言葉ですが、まさにお得度を高めるために利用すべきものだと思います。
おすすめ理由その①:常時付与される楽天スーパーポイント
楽天市場には1ポイント=1円で利用できる楽天スーパーポイントがあります。
そこに、「楽天カード(無料)を所持すればポイントアップ」、「アプリで月1回利用すればポイントアップ」
という、ポイントアップ(SPUと言います)のインセンティブがあります。
具体的には、
1.通常購入で+1%
2.楽天カードの利用で+3%
3.アプリで月1回以上購入で+1%
5.楽天モバイル加入 +1%
6.楽天ブックス1回1,000円以上購入 で+1%
で、最大8%ものポイントが加算されます。
私はそこまでガッツリ派ではないので、4と5はやってませんが、
それでも6%と高還元です。
おすすめ理由その②:ショップ買い回りで+10%
さらに、楽天市場は定期的に「お買い物マラソン」なるものを行ってます。
ある一定期間で多種類の買い物をする、例えば期間内に5店舗で1000円以上を5商品買うと
上記のポイントに加えさらに+5%されます。※
最大は10店舗、10商品で+10%(10,000円が限度)となり、さらに倍加されます。
1自治体あたりのふるさと納税が「1店舗」としてプラスカウントされるからです。
※上記買い回りで加算されるポイントは「期間限定ポイント」として計上されるので
期日管理はきちんとしなければ消滅してしまいます。ついでにいつ付与されるか少しわかりづらいものです。
おすすめ理由その③:もらえるポイントでさらにふるさと納税が可能
上記の※でも記載しましたが、買い回りによるポイントは、
期間の制限があるだけでなく、使用する対象も制限があります。
具体的には、楽天Edyに交換できないとか、若干の制約がついてきます。
自己負担2,000円どころではない還元率を出すことが可能です。
おすすめ理由その④:ポイントサイト経由でのポイントも付く
ポイントサイト(ハピタスやちょびりっちなど)経由で買い物をすると
微々たるものですがポイントがもらえます。
それを現金にしても良いし、いろいろ経由してマイルに変えても良いです。
友人に話をしたところ、「なんか怪しい錬金術みたい・・」
という予想外のコメントがあって軽く凹みましたので、詳しい話はしないでおきます。。
上の話をシミュレーションしてみましょう。
【前提条件】
・ふるさと納税5千円×10自治体を、楽天で実施(楽天カード使用)。
・返礼品の返礼率は総務省通達の30%。
資金拠出:5万円
「通常納税」自己負担は2,000円。減税額:4万8,000円、返礼品:1万5,000円
「楽天使用」自己負担は2,000円。減税額:48,000円、返礼品:1万5,000円、
楽天スーパーポイント:3,000p(通常ポイント)+5,000p(期間限定)
「制約と誓約」の副作用を理解しよう
さて、今までメリットばかりしか記載しませんでしたが、
高いメリットを出すためには、「制約と誓約」が課されます。
制約①:買い物マラソン実施時期にしか納税できない
→自分の好きな時に納税できないため、10%の追加還元と引き換えに自由度を失います。
制約②:キャッシュフローが著しく痛む
→限られた期間に多数のふるさと納税をするため、現金支出が大きくなります。家計を圧迫することにもなるので、少額寄付をうまく見つけなければ本末転倒となります。
これはむしろ「誓約:自身に負荷をかける」の方かもしれません。
制約③:取り扱う自治体数が多くない
絶対数としては取扱い自治体は多いですが、ふるさと納税専門サイトと比べると少なく感じます。
自分の欲しい返礼品がない といった制約を受けることにもご留意ください。
誓約④:ふるさと納税の控除限度額が人によって違う
4番目に記載はしましたが、①~③よりもクリティカルなものです。
選んだ返礼品の数を揃えると、自分の控除額限度オーバーになってしまう可能性もあります。
高いメリットを謳うキャンペーンには、多めに消費させるという仕組みが隠されています。
メリットだけを享受するつもりなら、自制心を全開にして取り組むことをおお勧めします。
ルールを理解した上で、策を講じよう
上述のように、メリットは大きくても制約が多すぎてとん挫するケースは
少なくありません。
ただ、ルール(制約)を0ベースで見直してもらいたいと思いますが、
高還元の買い回りは、納税の1自治体=1店舗と見做してもらえるだけであって、
10自治体に納税する必要は全くない ということです。
ですので、おすすめとしては
・ふるさと納税は4~5自治体に絞っておく
・1店舗は楽天ブックスで1,000円以上の本を1冊購入
・残りの3~4店舗は実生活で使用するものをネット購入(楽天は送料がかかる場合があり注意)
という、混合型の買い物戦略が良いと思います。
ムズカシイ話になってしまいましたが、
「制約と誓約」は、他の記事(他にクレカについても記載するつもりです)でも
多々使用しますし、それだけのメリットとデメリットが混在するものが
日常に存在しているのだと考えてもらえればと思います。
楽天市場は非常に便利です。
欲しいものリストに突っ込んでおいて、買い物マラソンで一気に買うといったことでも
十分お得だと思います。