3児のパパは何時に帰る!?

30代後半、3児のパパ。証券アナリスト資格を持ち、脱社畜を目指して節約に励むも、旅行大好き、ディズニー大好きなママ、子供達の前では財布がゆるみ、七転八倒の日々を送ります!

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なんで勉強しなきゃいけないの?と言われて気づいたこと


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子供に言われた訳ではありません。昔自分が思っていたことでした。

 

 

我が家の朝はNHKEテレをつけてから始まります。

5歳の娘が6時40分には起きてきて、7時にはテレビをつけて、

それを機に2歳の娘が起きてきます。

 

たいていは子供向けのバライティーだったり、アニメだったりしますが

休日の朝15分だけ放送していた(4月は初旬の平日でした)「子どものための哲学」に登場する、Qくんとチッチ。これが独特で面白い。

 

タイトルのことばだけでなく、「なんで~なの?」という素朴な疑問を呈するQくんに対し、

ガッツ石松さん扮する「チッチ」がさらに聞き返します。

 

「なんで、勉強したくないと思ったの?」

 

「なんで、勉強が嫌いなの?」

 

「なんで、つまらないの?」

 

「なんで、役に立たないと思うの?」

 

と、Qくんが勉強が嫌いな理由を掘り下げます。

ひとしきり回答が返ってきたところで、

 

「じゃあ、なんで、大人は勉強しなさいっていうんだろう?」

 

「勉強なんてしなきゃいいのに、なんで勉強してるの?」

と言って、嫌いなのに勉強しているQくんに、勉強することの意味を問います。

 

その後、いろんな子供たちの「勉強をする理由」インタビューが出てきて、

子どもたちが、自分たちの言葉で、勉強をする理由を語ります。

 

もちろん、番組的にオチも作っていますが、

このやり取りを見て、親として考えてしまうのとがあります。

 

子どものシンプルな疑問に対しては、

その疑問に1つ1つ、噛み締めながら答える必要があると思います。

 

しかし、現実は常に親である自分の答えを出そうとして、

答えをさっさと教えてしまう(答えを急いでしまう)親に、

自分はなってしまったんじゃないかと思います。

 

一つ一つ、丁寧に子供に問いかけていけば、もっと、勉強することの意味を、

子ども自身が考えて、咀嚼して、納得するんじゃないかと思いますが、

そんな10分~15分の時間を惜しんでまで、子供達に親の論理、あるいは自分のエゴを

押し付けているような気がしました。

 

押し付けることと、押し付けられることは、

言葉では近いはずですが、その距離は遠いと感じる番組でした。

 

Deep thinking

 

一歩引くことで

 

ちょっと待つだけで

 

得られるものは大きいと思います。

 

www.nhk.or.jp