家計簿はパパが主導!?⑩~「旅費」を制するものは家計を制する。
パ、パクリデハ、アリマセン…
このブログでは、家計に関心のないパパに興味をもってもらい、
家計を改善し、より楽しい、家族と「より充実した時間」を過ごしてもらうために書いている記事があります。
今まで、①~⑨の記事で家計改善の方策で、技術的な話をしてきましたが
節約のハードルが高く、最も厄介な「旅行費」を
如何に節約するかを記載してみました。
旅行費でケチケチする親は「小者」?~親になって分かる大変さ。
自分がかつて中学生(田舎に住んでました)だった頃、
両親が奮発して飛行機移動、1泊2日の東京~ディズニー旅行に連れていってもらったことがあります。
東京に着いたら真っ先に「はとバス」にも乗せてもらい、
浅草とか皇居前とか、それなりに楽しめましたが、
ご飯を食べるとき、あるレストランで、
「あまり高いものを頼まないように」
と釘を刺されて、テンションが落ちた思い出があります。
せっかくの旅行なのに、ケチ臭いなぁと。
しかし、親の立場になった今、ようやく親の大変さがわかりました。
移動距離が遠ければ遠いほど、いわゆる「家族旅行」は爆発的に費用が膨らみます。
例えば2泊3日、家族4人で沖縄に行こうとすれば
①航空券 往復30000円×4で120000円、
②ホテル代 1泊20000円×2で40000円
③食事代4000円(朝と昼は1000円、夜は2000円)×4×3で48000円。
④レンタカー 15000円~20000円
⑤観光スポットの入場チケット5000円×4で20000円と、
お土産代なんかもプラスされて、25万円~30万円となります。
ディズニーリゾートなんぞ行こうものなら、卒倒しそうなレベルの出費になったに違いないでしょう。
「ケチ」をせずに「節約」することは可能か?
そんな、家計に甚大な被害をもたらす旅行費も、
日頃から備えておけば、節約が可能となります。
①「旅行費積み立て」を別の通帳で積み立てておく
オーソドクスなやり方ですが、もっとも分かりやすく、裏切らない方法。
毎月1万円ずつ貯めることができれば、相当なボリュームになって、家族旅行を助けてくれると思います。
②ふるさと納税で旅行系の特典をもらう。
ふるさと納税、やったことありますか?
お肉やお米だけでなく、地元の旅行券や旅行会社が発行する金券までも取り扱っている自治体が未だにあります。
旅行の足しにするレベル(5万円とか)には、それなりの金額を寄付に回す必要がある(10万以上)ため、
お得感の出ずらい方策ですが、効果はしっかりあります。
③ホテル系ポイントカード、クレジットカードを発行してポイントを貯める
世の中には、国内、海外のホテルチェーンが数多くありますが、
お気に入りのホテル系列を1つ選んで、クレジットカード決済などでコツコツと
ポイントを貯めていきましょう。
電気、ガス、水道などの「固定費」を、そのクレジットカードで決済すれば、毎月、知らないうちにポイントが貯まっていきます。
外資系ホテルのカード(SPGカード)を発行して、
年間で400万円くらいのカード決済をしてます。
2泊分くらいはポイントが貯まりますし、1年更新でもらえる無料宿泊特典もあるので、年に3泊はホテル代要らずになります。
④航空系ポイントカード、クレジットカードを発行して、マイルを貯める。
「マイル」という言葉をご存知の方は多いと思います。
しかし、「マイルの価値」を正確に表現できる方はどれくらいいるでしょうか?
僕の知る限りでは、「使い方によって価値は変わる」と表現するのが最も適切だと思います。
1マイル1円もあれば、1マイル8円、12円も価値がある場面があります。
飛行機の料金は高いです。一般席の他、ビジネスクラスやファーストクラスだってマイルで乗ることが可能です。
なかなかビジネスクラスで!というものにはなりませんが、
航空券と比較して1マイル2円の価値がある状態であれば、
1ポイント1円の価値しかない、普通のクレジットカードのポイントよりもお得になります。
自分は③と④を組み合わせて、
ホテルを年3泊分無料にして、マイルを年に12万マイル
(理論上は奥さんも合わせて年に40万マイルくらい可能)貯めて、
3年後に、5人家族で5泊6日のハワイ(ビジネスクラス)を予定しています。
飛行機代とホテル代をタダにしてるので、
その分、美味しいご飯や、体験ものに資金を投下したいと思います。
旅行は「子供も、自分も楽しむこと」が大事ですが、はっちゃけ過ぎて家計にダメージを与えてしまう、あるいはケチケチしてしまうと、
せっかくの楽しい旅行が残念なものになってしまいます。
今から準備できるものは、意外と多くあると思いますので、
少しずつ、歩みを始めてみてはどうかと思います。