2017弾丸SFC修行やってきました!
ながらく日記のアップをしてきませんでしたが、
25日~28日の間に、沖縄に宿泊してANAのSFC(スーパーフライヤーズカード)取得のため
飛行機に乗りまくる、いわゆる「SFC修行」をやってきました。
本当は1月に行う予定でしたが、有給取得が制限されたため12月にやってしまいました。
4日間のフライト数はなんと14回!?SFC修行僧慣れしているCAさんすら
ドン引きするような弾丸修行をするようなバカは、きっと僕だけなんじゃないでしょうか。
詳細記事は後日アップしますが、興奮冷めやらぬ今のうちに概略だけでも記載したいと思います。
※この記事は、勧誘を目的とした記事ではありません。
こんなバカがいたんだという戯言、雑記として受け取ってもらえたらと思います。
SFCって何??メリットって何??
ANAの永年上級会員資格を保つためのカードです。
一度取ってしまえば、会費を払う限り上級会員資格が継続されます。
メリットとしては諸々ありますが、私の目的は
①特典航空券(保有マイルで航空券を引き換え)の優遇
②手荷物検査、保安検査場(優先レーン)の優遇
③保安検査後のANAラウンジ利用 です。
まだお腹から出てきてませんが、子供3人を抱えての旅行(2人でもそうですが)は
金銭的、体力的に大きな負担となります。
しかも僕の実家が地方にあるため、最寄り空港はJALなし。ANAのみ。イコールLCCもなし
であり、競合がいないため、帰省時に鬼のような出費となります。
ざっくりですが、ハイシーズンでの帰省は5人×3万円×2(往復)×2(盆正月)=60万円と
帰省の度にテンションがだだ下がりする事態になります。
しかも帰省時は大幅に混むため、荷物預かりだけでも30分~40分は待たされます。
帰省時の駄々っ子をあやすお母さん、疲れてぐったりしているお父さんを見ると、
いたたまれない気持ちになります。
そんな辛さを解消すべく、SFCホルダーとなるべく決意しました。
SFC修行って何!?
SFCは発行申請をすることで保有できますが、発行資格が制限されています。
具体的にはプラチナ会員、ダイヤモンド会員のみ発行できますが、
飛行機に乗りまくっている出張族、ビジネスマン以外、セレブ以外はそんなに乗れません。
しかし、プラチナ会員に1度でもなることができれば、SFCを発行し、永年資格を得ることができます。
そんな、プラチナ会員にワンタッチするために、集中的に飛行機に乗りまくる行為を
「修行」と言います。
実際にSFC修行をしたらどうだった?
修行初期はかなり楽しかったです。今まで乗ったことのない「プレミアムクラス」
なるものに着座し、CAさんからのご丁寧な挨拶を賜り、上着を預かってもらえます。
離陸後は「御膳」なる豪華な食事が提供されます。大変美味です!
ドリンクもソフトドリンクはもちろん、スパークリングワイン、赤白ワイン、
日本酒、焼酎、紅茶、日本茶、スープなど豊富な取り揃えです。
僕の乗ったプレミアムクラスは全部で21席ですが、そこに対し専属CAさんが3人配置されます。
常に気配りがなされ、手を上げずとも目を合わせればこちらへ来て、
「追加のお飲み物をご用意いたしましょうか?」と笑顔で聞いてもらえます。
そんな殿様気分を味わえたのが修行の序盤です。
時間的余裕がある方は、弾丸修行など行わず、時間分散して修行することをお勧めします。
弾丸修行はどうだったか?
絶対おすすめしません!
「良い子はまねしないでね!」というテロップを見かけることはありますが、
良い子でなくとも決して真似して欲しくありません!
ですからこのブログでは、SFC修行については「弾丸SFC修行、ダメ、絶対」を
声高に叫び続けたいと思います。
具体的には①CAとの徹底的な羞恥プレイ ②プレミアム御膳がマンネリ化する ③腰痛
の3つですが、特に①は精神的ダメージが大きいため以下に記載します。
CAさんとの羞恥プレイって何!?
SFC修行をする際には、目的が「仕事」「帰省」ではなく「飛行機に乗る」が目的です。
そのため、目的地での滞在時間が少なく、そそくさと帰ってしまいます。
そこで出くわすのが、「往路で一緒だったCAさん」です。そりゃそうですよね。
ここで顔を合わせて、自分が「修行僧」であることがモロバレします。
そしてCAさんから作り笑顔で「おかえりなさいませ」と言われるのです。
その作り笑顔が大変なダメージとなります。
CAさんは笑顔が仕事ですので、迷惑をかけているのは明らかにこちら側です。
飛行機修行をするいわゆる「修行僧」は、通常の用途から外れた「亜流」の存在です。
極論すれば、飛行機に乗りまくるだけの品のない客層です。
プレミアムクラスに乗っていた「一般人とは違う男性」から一気に「修行僧」に堕ちます。
いろんな記事で、飛行機修行でCAさんと出くわすことを見て、心構えをしてましたが
想像以上の恥辱がありました。
しかもそれは「継続」するものでした。
ご存知の通り、飛行機内は密閉された空間です。席も決められています。
決められた席で帰りの時間中、ひたすらCAさんの目線に耐えねばなりません。
帰りの便もプレミアムクラスだった場合、前述の通り、
CAさんから上着のお預かりと、ご丁寧な挨拶を賜ります。
その時は、「復路もありがとうございます」という挨拶の言外に
「あなたも修行僧だったんですね」という被害妄想にも似た感覚に苛まされます。
そして飛行中は、呼ばずとも目を合わせただけでこちらに近寄ってくれますが、
目を合わせまいと必死です。
人間は、やさしくされたら嬉しい一方、「その優しさに陰がないか」という不安を覚えることがあります。
SFC修行僧は、このやさしさに耐えなければなりません。
他にも羞恥プレイは多数存在し、
朝8時から23時までのフライトを3日連続と半日かけて多数のネタを作ることができました。
これからSFC修行を考えていらっしゃる方は、僕の記事を反面教師にして
紳士的なフライトを楽しんでもらえればと思います。