「イクメン」って何だ!?③~ママを休ませることは不可能?~
前回は、土日にパパがどう過ごすべきかを書きましたが、
今回から、もっと具体的なことを書きたいと思います。
「ママを休ませる」って何だ!?
パパができることは、かなり限られています。
平日は仕事にいき、休日は子供たちの相手をしてヘトヘトです。
そんな頑張りを奥さんがどう見ているか、それぞれの家庭に依りますが、
「家事、育児を頑張ってますか?」という問いに「はい」と答えるパパは多いと思います。
一方、「奥さんは休めてますか?」と聞かれて、
どれだけのパパが自信を持って「はい」と答えられるのでしょうか?
「休む」という言葉にはレベル感がありますが、
「身体だけでなく、心もリラックス」させられることが、パパにはできるでしょうか?
前回でも書いたように、家事、育児は24時間体制です。
歩くまでは泣きじゃくり、歩き出すとストーカーのようにママを追いかけるのが子供の習性です。
特に2歳までの幼児は、子供がグズってママはトイレすら行けなくするケースも多々あります。
その過酷さと寝不足から、精神的にまいってしまうこともあるのが、ママのホンネだと思いますし
パパからしたら、なすすべがない、なんとか我慢してくれと祈るしかないと思います。
ただ、発想を少し変えてみて、ママを「休ませられる」ことが可能です。。しかも毎日です。
ママを「休ませる」方法とは?
「休む」にはレベル感がありますが、心も、体もリラックスできる空間を
普段の「お風呂」なら可能になります。
それならいつも自分が子供と入ってるよ。といった声が聞こえてきますが、
もっと条件を揃えて、奥さんを「心も体もリフレッシュ」させることごできます。
①パパが風呂掃除をして奥さんに「一番風呂」をあげる 。パパと子供は後で一緒に入る
②皿洗い、部屋の片付け、就寝準備は奥さんが入浴中に全て済ませておく。「あとは寝るだけ」の状態に。
かなり些細なものだと思いますが、
通常は、一番風呂は「子供」が優先され、パパと子供がお風呂に入っている間、
ママは②に記載した就寝準備をこなしています。
また、子供の寝かしつけが長引いたり、うっかり寝てしまった場合、
ママは夜遅くに、コッソリとお風呂に入る といった状態で、
結局、ママの手は動きっぱなしです。
上記2つの要素は
①子供の入浴タスクはパパがやってくれる の他に、
②子供からの「空間的な遮断」を積極的に行って、一人になれる時間を作ること
③「一番風呂」という贅沢な時間を過ごすこと
④入浴中にパパが寝る準備をしておいてくれること
が入ってます。
普段、パパが子供と先にお風呂に入っているなら①のみの効果しかありません。
平日は無理だとしたら、休日に是非やってみてもらいたいことです。
1日の内、30分だけでも家事、育児から離れてリフレッシュできることは、
お風呂以外にはないんじゃないかと思います。
私の奥さんは、「どうしたの?」と、当初猜疑心溢れる感じでしたし、
今でも、「先にお風呂入っておいで」と言わない限り、一番風呂には抵抗あるようでしたが、
30分程度で上がってきたときに「ありがとう」と言われます。
また、ママが先に入っているときに、
子供が「ママ~」と言ってお風呂についていこうとした場合、
ママは湯舟に入った状態で、パパが子供を洗ってあげても効果的です。
なかなか「ママは休んでいる、パパは動いている」状況って少ないので、
とても喜ばれます。
是非、ママに一番風呂をプレゼントしてみてください。
次回は、パパがやるべき家事を書きたいと思います。