3児のパパは何時に帰る!?

30代後半、3児のパパ。証券アナリスト資格を持ち、脱社畜を目指して節約に励むも、旅行大好き、ディズニー大好きなママ、子供達の前では財布がゆるみ、七転八倒の日々を送ります!

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「イクメン」って何だ!?② ~パパを準備する~

 

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前回は、「イクメン」という言葉ができた理由と、

奥さんから見たイクメン、世間から見たイクメンとは定義が異なり、ハードルも違うことを書きました。

今回は、イクメンとなるべきパパの準備について書いてみたいと思います。

 

 

イクメンって、いつ休んだらいいんだ?

 

世に言うイクメンは、平日はバリバリ仕事をこなし、

土日は子供と遊び、奥さんに替わって家事をこなし、

まさに、元気ハツラツのスーパーマンです。

 

そんなスーパーマンでもない、普通のパパっていつ休んだらいいんでしょうか?

 

平日は朝から夜まで仕事で疲れ、

土日に重たい身体を動かして家事をして、

ソファーでぐったりしていると奥さんから煙たがられ、ため息が出てしまう

そんな報われない気持ちが、

土日の方がむしろ疲れる と言った体験をされた方は多いんじゃないかと思います。

 

自分自身もいろいろ悩んで、失敗して、試行錯誤する中で、ある割り切りができました。

そして、憂鬱な土日に対して、少し気持ちが楽になれました。

 

奥さんは24時間体制の保育士。働いていたらなお激務。

土日は、パパが「休むべき時間」ではなく、「活躍すべき時間」である。

 

多くのサラリーマンにとって、土日は休みです。(当たり前です。。)

ただ、それは世間的な定義であるだけで、

パパには「家事・育児」という重大なワークが待っていると考えた方が良いのではないかと思います。

 

多分ですが、

パパが、「土日だけでも休みたい」と言う気持ちと、

奥さんが、「パパが居る時(土日)だけでも休みたい」と言う気持ちとでは、

100倍くらい奥さんの方が強いと思います。

 

この言葉に疑問を持たれた、小さな子供のいるパパは、

是非とも2、3日、奥さんの手助けを借りることなく、

朝食→洗濯→掃除→子供の遊びに付き合う→昼御飯→買い物→風呂準備→夜ご飯→お風呂→寝かし付けをやってみてください。

僕は、奥さんが胃腸炎で入院→1日だけやって、グロッキーでした。

 

特に、「夜に何度も起こされる」は決定的なダメージになります。

睡眠不足になる→理性的な考え方ができない、体調が崩れる、感情的になる というループがあります。

お分かりだと思いますが、睡眠不足からくるストレスはすごいと思います。

 

お子さんと一緒に寝ていらっしゃる家庭も多いと思いますが、

奥さんに別の部屋に寝てもらい、一対一、または一対二で取り組んでみましょう。

仕事なら、やりがいや昇進、給料アップがありますが、

報われない、しかも乳幼児に泣きじゃくられての寝不足は深刻なダメージを確実に与えます。 

先ほどの話に戻りますが、

そんな夜泣きに付き合わされて、毎日のように寝不足、体調不良を抱えている奥さんからみて、

自分だけ家事を手伝った気になって、ソファーで休憩するパパは、大変ガッカリです。

それでも、パパも頑張ってるだろうから、小言も言わないようにしよう というのが奥さんの行動のようです。

 

だから、土日は家事・育児を奥さんに期待されていることを自覚して、

子どもが寝付くまで全力でパパをやってみてください。きっと、奥さんの見方が変わってきます。

 

全力で家事をして、子供の相手をして、夜、子供が寝付いて、初めて夫婦で休憩が取れる そんな姿を想像して、行動してほしいと思います。

 奥さんのパパへの見方が変わるだけでなく、寝かしつけた後に、互いに「お疲れ様」と言い合える関係になれると思います。

 子育て=孤育て と言われますが、それは、土日にパパが機能不全になっているケースが多いんじゃないかと思います。

 

パパが「パパを準備する」って何だ?

 

上段で土日に対する意識の持ち方について書きましたが、

具体的に、どのようにすれば実現できるのでしょうか?

 

平日は会社の兵士として、

土日はパパとして全力疾走しなければなりません。

 

なおかつ、パパには「体調を崩してはならない」という戒律まであります。

風邪を引いたことのあるパパなら分かると思いますが、

体調を崩して会社を休むパパにはひどい仕打ちがあります。

決して怠けている訳でもないのに、

会社からは「タルんでいる」「気合いが足りない」と言われ、 

家で休んでいると、「子供以上に世話が焼ける」と言われるならまだしも、

小さい我が子が近づかないようバイキンマン扱いをされる という、

リアルに泣ける状態になります。

 

パパは家族のために、定年まで気の遠くなる社畜マラソンをしてなお、

土日は奥さんにガッカリされる。

これは、余程のドMさんでないかぎりお勧めできません。

 

ですから、 まずは「健康なパパになる」ことを意識してもらいたいです。

 

具体的には、

①金曜日は飲まない、またはビール一杯のみ

②2日に1回は、食後、入浴後にヨーグルトと白湯を同時に摂取する(できれば毎日)

③とりあえず毎日腹筋10回する

④朝の起き抜けも白湯を飲む

⑤寝る前に座禅(または深呼吸、瞑想)

をお勧めしたいと思います。

 

特に、②、⑤はお勧めです。

 

簡単に注釈を入れると、

②は、身体の中を負担なく浄化させることができる

(冷たいヨーグルトは負担になるので、白湯で中和)

⑤は、忙しいサラリーマンが、短時間で精神をニュートラルにすることができる

(特に何か答えを出すものではない方が良いです)

 

サラリーマンはストレス過多ですが、

それをビールやバカ騒ぎで解消しようとしても、

余計に胃に負担がかかり、休日にグロッキーになります。

むしろ、土日に大事なプレゼン、商談が待っていると考えて、 

コンディショニングに心がけてもらいたいと思います。

 

健康でないパパは、全力疾走できません。

休日にグッタリして、奥さんが呆れるパパにならないよう、

ご自身の健康に注意してもらいたいと思います。

 

敢えてこの記事を土曜日にアップしましたが、

これを見たみなさんの体調は、どうでしょうか?

 

できれば、土日は奥さんに替わって、

積極的に家事、育児に取り組んで欲しいと思って書いてみました。  

 

結局、パパは休めない!?

 

先ほどまで、パパは健康で有れ、土日は全力で家事・育児をやれと記載しましたが、

このブログは、私のような不完全なサラリーマンが書いているものですから、

どこかで息抜きが必要となります。

 

土日は子供が寝付くまで全力疾走と書きましたが、

子供が寝るのは、夜だけではありません。

朝から子供を連れだして、全力で遊ばせて、一緒に昼寝をしましょう(笑)

そうすれば、昼寝=育児となります。奥さんもフリーになります。

 

また、平日の夜は、パパは仕事帰りにちょっとした時間ができます。

余りにも帰りが遅くなると奥さんからのクレームが入りますが、

平日の仕事帰りは、会社近くのカフェで10分~20分程度お茶をして、気分を変えましょう。

私の場合、仕事の終わりである金曜、休日の疲れが残っている月曜の夜は、

最寄りのカフェで30分程度、「放心タイム」を設けています(笑)

 

休日に、1人でカフェでゆっくりできるなら一番良いですが、

30分、カフェでゆっくりする時間は、奥さんにあげてください。

奥さんは24時間体制の家事・育児をやってるのだから、

土日に奥さんの休み時間を確保するため、平日のちょっとした時間をパパの休みに充てるべきだと思います。

試しに、ショッピングセンターなどで、奥さんと荷物をカフェに置いて、

小一時間程度、散策してみるといいかと思います。

 

 

まとめると、

 ①平日は10分~20分、仕事場近くのカフェ(家の近くでも良いですが、カフェの余韻が長く残る方が休んだ感がでます)で自分が休む

 

②休日の昼は、疲れが残っていれば、子供を全力で遊ばせて昼寝をする

 

③休日の夜は、子供を寝かしつけた後で休憩をとる

 

です。

 

パパが、休日に全力で家事・育児をこなせるよう、

積極的に健康になる、戦略的に休憩をとる ことが、何よりの始まりだと思います。

 

次回以降は、家事や育児の具体的な方法を記載したいと思います。