「イクメン」って何だ?① 世に言うイクメンとは?
このブログを書き始めた理由は、
3人目ができて、どうしても多くのタスクをこなさなればならなくなったためです。
一方で、3人目を作ったのは、2人目までの子育て、家事に少し余裕ができてきたからでもあります。
自分のやっていることは、まだまだ足りない部分が多いと思いますが、
先輩や後輩から「それイイね」と言ってもらえたことを中心に、家事・育児の話をできたらと思います。
そもそも「イクメン」というワードができた理由って何だ?
子育ては夫婦でやるものですが、それは昔も同じ話です。
しかしどうして最近、こんな言葉が生まれたんでしょうか?
確かに自分が子供だった頃、
親父は外へ一緒に出掛ける程度はすれど、
掃除も洗濯も料理もせず、
今の世からしたら糾弾されっぱなしなはずです。
そんな昔と今の決定的な要因は2つあると思います。
1つ目は、生活水準が上がったために起きた生活コストの上昇
2つ目は、平均給与が下がったため、旦那さんの稼ぎだけでは、
今の生活費+未来のお金(貯蓄)を賄いきれなくなったこと
ふたつをまとめると、手取り収入が減ったのに、出る方は多くなった ということです。
これが、女性の社会進出という前向きな言葉でデフォルメされた
男性の育児・家事への参加「イクメン」が生まれた背景だと思います。
結局、年収の低下からくるものであって、共働きが普通の世の中になった
→男性も育児・家事参加せざるを得なくなった というものだと思ってます。
世間が言うイクメンと奥さんが思うイクメンは違う?
子どもがまだ1人だった頃、育児、家事に対して
積極的に携わっていこうとしましたが、やればやるほど、
周りから評価される「イクメンやってるね 」という言葉と、
妻の不満足そうな態度とは距離が広がる一方でした。
その理由が分からず(今でも分かりませんが)二人目の育児に突入し、周りの人から「イクメン頑張ってるね」という言葉と、奥さんとの距離がいよいよ離れていきました。
世間で言うイクメンは、
①仕事は早めに切り上げ、有休を積極的に取る
②家事も育児も喜んで取り組み、奥さんの負担をなくす
③奥さんの言葉に耳を傾けて、心のケアも行う
こんな言葉が繰り返されてますが、これを毎日100%できている旦那さんって、世の中に何人いるのでしょうか。
実際に2児の後輩に聞いてみましたが
①仕事量が多過ぎてそもそも早帰りなんて無理
②家事をやっても奥さんにダメ出しをくらい、善意を無下にされてしまう
③奥さんの話に脈絡が無さすぎて、聞いているとこちらのストレスになる
というコメントがありました笑 私自身もこれに近いと思います。
違う人間、しかも男女でもあるので、本を読んで無理やり実践しようとしても強烈なストレスがかかります。
パパはスーパーマンでもなんでもなく、一人の不完全な人間として、
どこまで奥さんの満足度を上げて
子供に接することができるか。
そのために、気付きの1つにでもなれたらと思います。
奥さんが認める「イクメン」ってどんなの?
奥さんに満足されない家事、育児は、なんと言っても
「旦那さんは家事、育児をやったつもりになっている」だと思います。
奥さんのイクメンに対するハードルが高いのではなく、世間のイクメンに対するハードルが低すぎる。
例えば、時々ゴミ出しをする、食器を洗う、赤ちゃんを抱っこして外出する、程度でも、世の中は「イクメン」と言ってくれます。
一方で、奥さんが同じことをしても、とても世間は「イクママ」とは言ってくれません。
奥さんは、そんな男性社会の不合理を感じながら、毎日を過ごしています。
そんな時に、旦那さんからどや顔で「俺はイクメンやってる」と聞いて、腹を立てない奥さんはいるでしょうか。呆れる奥さんは沢山いると思います。
できれば一連の記事について、奥さん目線で、旦那さんがどうすれば奥さんにも
イクメンだと認めてもらえるのか、感謝されるのかを記載したいと思います。