3児のパパは何時に帰る!?

30代後半、3児のパパ。証券アナリスト資格を持ち、脱社畜を目指して節約に励むも、旅行大好き、ディズニー大好きなママ、子供達の前では財布がゆるみ、七転八倒の日々を送ります!

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家計簿はパパが主導!?⑨ 固定費はクレジット、変動費はとにかく現金払い!

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前回では、家計の支出は3つの属性に分かれ、

①現金支出、②クレジット支出、③銀行引落しを考えないといけないと記載しました。

 

では、上の3つをコントロールするには、何を、どうすれば良いのでしょうか?

 

 

 

 

1.固定費は、可能な限りクレジットカード払いを。

 

生活費のうち、水光熱費、情報通信費(携帯、ネット接続、新聞)、生命保険(我が家は年30万円の学資保険も)など、固定支出はクレジットカード払いをお勧めします。

 

理由は明白です。

1.使いすぎが起こらないこと、 2.クレジットカードのポイントがもらえること です。

 

固定費個々の金額は、月額3,000円~1万円と大したことないものが多いです。

ただ、固定費勘定をすべてクレカ払いにすると、バカにならない金額になります。

 

水光熱費が月額2万、通信費が月額2万円、生命保険が月額1万円だと、

合計すると月額5万円、年額だと60万円にも上ります。

 

1%の還元率を持つクレジットカードであれば、何もしないで6,000円の恩恵を

受けられます。

そしてさらに、たった1%のポイント還元でも、そのポイント自体に付加価値がある場合があります。

我が家はANAマイルで還元率を考えますが、

考え方によっては、1%のマイル➡️8%の円貨(日本→ハワイのビジネスクラス換算)になりうるため、固定費は可能な限りクレカ払いです。

 

 

私は固定費をSPGカードというマイナーな(マイラーの世界ではメジャーな)カードで払っていますが、マイルが貯まるカードやイオンカードなどもお勧めです。

 

2、変動費(普段使い)はとにかく現金で!

 

この記事の目的は、お金の使い方が消費、浪費、投資に分かれており、

できるだけ浪費を無くし、投資に振り向けてもらうために書いてます。

その要となる行動は、食費(外食含む)や衣料品、交際費などは全て現金払いに変えてしまうことです。

 

理由は買い過ぎをなくすことです。

クレジットカードがあることで、どれだけ支出のハードルが下がっているかを今一度考えてみてください。

衣類など大きな買い物はもちろんですが、

ショッピングモールなどで遭遇する、フレッシュジュースや

プレミアムアイスといった、ちょっと贅沢なものを指摘したいと思います。

現金しか使わない場合、その対価が目の前で無くなるため、「ちょっと高くないか?」といった感情が働きますが、

クレジットカードの場合、「まぁ、ポイントも貯まるしお得だよね」に切り替わってしまいます

そして、次の月にクレジットカードの引き落としが起きるタイミングでは、

「なんでこんなに多く使ったんだろう?」となってしまいます。 

 

ショッピングセンターには、自分含め多くの消費者がお世話になってる一方、

必要なもの以外を巧みに買わされるという、マーケティングの標的にもされています。

それを「ポイントが貯まる」というレトリックで、支出の流れを変えられて、

不要なもの、ちょっと高いものでも、ポイントが溜まるからいいよね。という風になってしまいます。

 

自分はもちろん、奥さんの出費についても、なるべく現金決済に変更しましょう。

抵抗があれば「とりあえず3週間、1ヶ月だけお試しで。」といって暫定的な扱いを取りましょう。

これができれば、意外にもショッピングセンターやコンビニでの支出が多いことが分かり、浪費を抑えられます。

 

1と2、これを守ることで、うやむやに使っていたお金がかなり見える化され、自分の家計の傾向がはっきりします。

 

我が家での支出は妻のクレカ払いが特に大きく、毎週3万円の現金支給に替えた所、現金の

減り方が早すぎて妻がドン引きしてました笑 

自分で使ったのに、「こんなのあり得ない!」と。

無意識につかってしまうお金ほど、無駄なものはありませんね。

 

3、銀行引落としは、給与口座と支出口座を敢えて分けよう!

 

上段の1と2で浪費をなくす処方は大体終わりですが、

余裕があれば銀行引落とし(固定費、クレジットカード)の口座は、給与口座とは別にすることをお勧めします。

そうすれば、今まで気にしていなかったクレジットカードの金額や、固定費がいくらで、

銀行にいつ、いくら残しておかないといけないかという意識が働きます。

そうすれば、「無駄な支出はないか?」という意識が自然と働いてきます。

 

 

パパが得意とするのは、サラリーマン生活で鍛えている仕組み化&メンテナンス(PDCA)です。

 

是非、お金をコントロールする仕組みを作り、メンテナンスを重ねて、自分の納得できるスタイルを作ってみてください。

そして、無駄なお金の排除→自己投資資金の確保のフェーズに移ることができたら、

いよいよ「消費」から「自己投資」に振り分けるチャンスが到来します。