家計簿はパパが主導!?⑧ ~家計は黒字なのにお金がない!
前回は家計簿の話から若干脱線しましたが、
今回は話を家計簿に戻したいと思います。
家計簿をちゃんと付けてるのに何故かお金がない!現象
みなさんは①PL(プロフィット・ロス)と②CF(キャッシュ・フロー)はご存知でしょうか?
簿記のような経理、会計に携わる人の業界用語ですが、
実は家計簿においてかなり重要な単語になります。
平たく言うと、①PLは家計が黒字なのか、赤字なのか(損益)を示し、
②CFは、現金があるのか、ないのか(現金収支)を示します。
家計簿をつける初期段階では、
いつ、何に、いくら使ったか が基本になりますが、
これだけを守っていても、家計をきちんと管理していることにはなりません。
現実には、支出には3つの属性があり、家計簿をつける際には3つとも記載が必要になります。これを落とすと、家計簿が何か不完全な気がする、あるいは、「家計簿は黒字なのに現金がない!」という状況になります。
支出には3つの属性があります!
今まで話をしてきたものは現金での決済を基本としていますが、
日々の支出を分解すると、
1.現金支出
➡️支出の認識と現金の支払いが同じタイミング
2.クレジットカード
➡️支出の認識はすれど、現金、銀行口座の支払いが後ズレする
3.銀行引き落とし
➡️現金(支出の認識はないが、銀行口座から引き落とされるもの)
以上の属性を把握し、家計簿を工夫して記載してみてください。
私の場合は、日付コード、帰属コード、金額コードの後に、クレジットカードのコード(自分用クレカ3枚と妻のクレカ)を記入し、
口座引き落としは固定費項目として合計額をノートの端っこに記載しています。