これからパパになる人に送りたいメッセージ。3回目の出産に携わったパパの気持ち
ブログタイトル通り第3子が無事に生まれました!
予定日の1か月前に突然の出血が起こって騒がしくしておりましたが
母子ともに健康です。ああ良かった良かった。
これから堪らなく騒がしい生活が続きますが、
3人を育てるという大きなハードルができ、ちょっとしたやりがいを感じております。
備忘も兼ねて、今後お子様を迎えられるママ、パパにお伝えしたいことをいくつか記載したいと思います。
1.産後のママは「全治2か月の重傷患者」だと思ってパパは家事に臨もう。
「産褥期(さんじょくき)」という言葉をご存知でしょうか?
赤ちゃんを産む際、ママの身体は骨(骨盤)がゆがみ、胎盤が剥がれて大量出血、まさに重傷と言える状態で、新生児の相手をします。
1時間~2時間おきに授乳し、リアルに24時間体制で生きた心地がしないとのことです。
この時期は寝不足と体調不良、赤ちゃんのストレスがママを襲い、
パパに対する当たりがどうしてもきつくなります。
それを当然のものと受け入れる度量を、パパは試されると思った方がいいと思います。
「褥(じょく)」という字は「布団」を示すらしく、
産褥期の意味は「とにかくママは布団で安静にすべき時期」だそうです。
ですからパパは、「ママの家事を手伝う」程度の心構えでは足りません。
「基本、ママに家事はさせない」くらいのスタンスで動く方がちょうど良いと思います。
最初は、洗濯や料理に四苦八苦しますが、しっかりメモをしながら繰り返していけば
さほど酷い結果にはなりません。
2.ママとパパの「親としての自覚」「育児スキル」は雲泥の差があると思っておこう。
子どもに対する意識については、男女で最も差が表れやすいです。
その理由は、ママは妊娠初期から産まれるまでの間に「ママを準備する」ことに対して、
パパの場合、赤ちゃんが産まれた後、しかも退院してきた(もしくは実家から帰ってきた)時からパパが始まります。
そういう意味で、育児に対する習熟度、ノウハウが恐ろしく違ってくるので、
パパはより真剣に、テンション高く育児に取り組んでほしいと思いますし、
ママには、パパが超初心者であることを意識して、やさしく指南してほしいと思います。
3.パパのゴールは「ママに一人時間をプレゼントする」ことだと思ってほしい。
前述の通り、ママは24時間体制で赤ちゃんの面倒を見る必要があります。
まだ首の座っていない新生児相手だと、抱っこするだけでも神経をすり減らします。
そんな疲れたママをケアできるのはパパです。
できるだけ赤ちゃんの面倒を引き受け、ママにゆっくりできる時間を作ってあげましょう。
そのためには、家事のスキルを付けたり、赤ちゃんをあやす努力が必要です。
理想は赤ちゃんを連れてパパが出かけることですが、そうなるまでに時間がかかります。
まずは、ママがゆっくりお風呂に入れる(シャワーを浴びれる)時間を捻出してはどうかと思います。
※産後1か月間は入浴NGだったりしますので注意が必要です。
4.産後から2年間が「夫婦関係の勝負所」だと思っておこう。
昔読んだ本に、ママとパパの関係がより良くなるか、離婚を考えるまで悪化するかは、
産後~2歳児までの期間で、パパがどれだけ家事・育児に参加するかで決まるそうです。
特にパパは仕事の量・責任が加速度的に増えてくるため、気持ちはいっぱいいっぱいですが、
家事は家事で、仕事は仕事で、割り切って濃密な時間を駆け抜けてもらいたいと思います。
産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか (角川フォレスタ)
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まとめ
最後にまとめますと以下2点になります。
①ママはとにかく安静にしよう。そのためにパパは全ての家事を引き受けよう。
②産後から2年は夫婦関係が決まる大事に時期。パパは力を温存させず、全力を出そう。
以上、少しくどかったですが、私なりに大事だと思った3つの事柄を挙げてみました。