ふるさと納税失敗談② ~旅行前に大量に届く返礼品~
今朝もいつもと同じ道を歩き、
今夜もいつもと同じ道を帰る。
それが幸せというのか、不幸せというのかは自分次第で、
帰宅途中に、冬の空に陣取るオリオン座を仰ぎながら帰るのは楽しい。
凍てついた空気も、夜の静けさも、それがあるからこそ、温かさや、賑やかさが分かるものです。
今回はふるさとの失敗談2つ目をご紹介します。
私は居住用にマンションを購入しましたが、
入居2年経たずに転勤で強制移動へ。
住宅ローン控除も使えなくなり、確定申告までしなければならなくなりました。
その腹いせ?にふるさと納税をやることになりましたが、
情報弱者の自分にとっては何とも難しいものでした。
旅行前夜に返礼品が到着!?
前回の話で、ふるさと納税で「大量の肉」を注文して自爆した以外にも、
苦々しい話があります。
12月の年末シーズンにかけこみでふるさと納税を10万円程度やった時の話です。
当時は、ボーナスも出るし、税金調整として多種類の返礼品をもらおう!と意気込んで納税しました。
その対象は、「いちご」「牛乳・ヨーグルト」「ハム・ソーセージ」「アイス」「野菜セット」でしたが、
12月のボーナス期にまとめて行った結果、
なんと「牛乳・ヨーグルト」「ハム・ソーセージ」「野菜セット」が、
妻と子供が実家に帰省する前日である12月26日に届いてしまいました!
ふるさと納税は大半が日付指定不可能?
実際にふるさと納税をやってらっしゃる方ならお分かりでしょうが、
返礼品目当てで納税をしたとしても、いつ頃届くのかを指定できる返礼品は
ごく少数ではなかろうかと思います。
その結果、こと乳製品・生鮮食品(しかも贈答用のいいやつ)は賞味期限が短く、数日~2週間程度で消費しなければならないものが結構多いと思います。
しかも、12月はお歳暮シーズンです。
妻と子供が実家に帰省する当日に、実家から追い打ちのように届くハム・ソーセージセット orz
結果、自分1人で大量のハム・ソーセージを食べることになり、
家族へのやさしさのつもりで納税した返礼品が、妻から疎まれる返礼品へ変身。
しかも賞味期限との闘いで、毎日ハムとソーセージばかり食べてて疲れました。。
返礼品のコントロールはできないの?
もし、家族のためにふるさと納税をして、何か食べ物を取り寄せようと考えるなら、
返礼品が届く納期を調整する必要があります。
1回の納税額が5,000円~10,000円だとして、食品を取り寄せる場合は、
・我が家の冷蔵庫、冷凍庫スペースを多分に埋めてしまうこと
・ 返礼品が届く直前に、同じものを買わないようにすること が大切だと思います。
コントロールする方法は3つくらいあります。
①定期便を頼んで、納期を固定する
②自治体へ問い合わせて、納期を聞いてみる
(日付指定できないことを了解している旨伝えると、ざっくりした納期を教えてもらいます)
③過去実施したふるさと納税のトラックレコードを取る(いつ納税して、いつ届いたかの記録)
年末の駆け込み寄付で学んだことは、
生鮮食品の複数寄付はNGで、1ヶ月内に旅行する場合は特に注意しましょう。
あと、食品をもらう場合、奥さんへの連携(冷蔵庫のキャパシティ、買い物の重複回避)は
忘れずに行うべきだと思います。
また、乳製品ならまだしも、野菜を取り寄せる場合、
「自分は頼むだけ頼んで、料理はしないのね!」と言われないよう、
料理スキルの向上にも励むべきだと思います。
頼むことは楽しいですが、頼んだ後のことも考えましょう。