娘とストロベリーベリーマッチフラペチーノを貪る。
商品名が長い。とにかく長い。長いから惹かれる。
写真の通り季節のフラペチーノ解禁
です。
大のいちご好きである妻と、
自称スタバフリーク(1日に3回スタバにいったことあります)の
自分との間に生まれた子供が発狂しながら飲むフラペチーノ。
サイズはトールサイズのみの提供となっており、
5歳児、2歳児が飲むにはやや大きめサイズ。
しかし、1つだけ頼むと発生する第●次姉妹戦争を回避するため、
パパは自分の飲み物を我慢し、2人の娘のために2つのフラペチーノを購入しました。
(奥さんはデカフェのラテでした)
春の陽気に包まれた午前、早々と家事を切り上げ、スタバの路面店でお茶をしました。
爽やかな店員さんの笑顔と、声をかけながらテキパキを作業をこなす姿に子供達は大喜びです。
真っ赤なフラペチーノ。たっぷりのホイップ。芳醇なイチゴの香り。
もうすぐ臨月を迎え、大きなお腹を抱えながら家事に苦労する奥さんも、
子供達の笑顔を見て嬉しそうです。
思えば、休日の朝に家族でスタバに行くのが夢でした。
田舎育ちの自分にとって、スタバはとても敷居の高い存在でした。
高校生まではスタバの存在すら知らず、
大学生で都会に出ましたがお金がなく、
社会人になって、ようやくスタバでゆっくりすることの喜びを享受することができました。
「なんであんなに高い金払ってコーヒー飲むんだろう」
そんなことを思ってたかつての自分に言ってやりたい。
いいか、世の中には価値という言葉がある。
それは目に見えるもの、目に見えないものの両方がある。
今の君には目に見えるものしか見えない。それは君が物質的に飢えているからだ。
大人になったら違う。
忙しい仕事、終わらない家事、泣き止まない子供を相手にして
毎日は無情に過ぎていく。
気がついたら20代が終わり、30も半ばになる。
気がついたら自分がやりたかったことすら忘れて、
自分が追い求めていた情熱すら忘れる。
毎日が家と会社の往復で、
君が忌み嫌っている、電車の椅子で
項垂れている小汚ない親父の方に
知らないうちにどんどんと近寄っていくんだ。
自分が何を求め、どう動いていくべきか。
そのために必要なステップはなんだろうか。
それを呼び起こすために、敢えてゆっくりする空間が必要なんだ。
それがカフェであり、それが価値なんだ と。
そして今、独身の社会人時代とは違う楽しみ方を僕はできている。
奥さんがいて、子供がいて、そしてみんなでスタバにいる。
朝から奥さんと家事を消化し、子供の朝食も、洗濯も、掃除機がけもゴミ出しも終えて、僕らはスタバにいる。追われるタスクは一つもない。
これから、3人目が生まれると更に賑やかだろう。大変だろう。
それでも、この時間を、この空間を忘れないようにしたい。
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さて、物思いにふけるのは止めて、
そろそろ旬のフラペチーノをいただこう。
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全部飲んでる!?
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パパはこれからも娘たちの食費のために働きます。(奥さんの食費も)
ああ美味しそう・・・・